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2022年09月07日

胆沢ダムにおいて、ダム内部の点検を遠隔飛行ドローンで行う実証実験を行います
~東北地方整備局管内では初の試み~

2022年914日(水)、八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:出水 重光)は、胆沢ダム(岩手県:東北地方整備局 北上川ダム統合管理事務所、2013年竣工)監査廊内において、東北地整管内では初となるUAV(ドローン)遠隔飛行によりダム内部の点検を行う実証実験を行います。

現在、ダム本体の内部点検は、監査廊内を徒歩と目視により行うことを基本としていますが、胆沢ダムは高さ127m、ダム長723mと東北最大であり、人力による点検に時間を要しており、特に、地震時においては迅速な情報収集が求められます。

今回、UAV(ドローン)による監査廊内の遠隔飛行による点検を行うことにより、管理の効率化についての可能性を検証するものです。

※監査廊:ダムの内部に設けられた小断面の通路で、徒歩での巡視点検や電気通信網の設置に使われています。

実施要項

日  時 :     2022(令和4)年9月14日(水) 1330~(1時間程度)

開催場所 :     胆沢ダム展示室(胆沢ダム管理支所1階)(岩手県奥州市胆沢若柳字横岳前山6

        集合場所・開催場所はこちらを参照ください

対  象 :  整備局職員および報道関係機関(一般の方は対象としておりません)

参加申込 :     取材を希望される方は、

        FAX様式にて胆沢ダム管理支所あてに申し込みください。

実施会社 :     八千代エンジニヤリング株式会社

※取材される場合は、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、マスクの着用、手指の消毒等にご協力をお願いします。

 

・今回の公開内容・

isawadam_01_02.png

胆沢ダム実証実験概要図

・監査廊内に設置したUAVを、管理支所内から遠隔により、離発着、移動、回転などの操作を実施。

・UAVにより撮影された監査廊内の動画は、リアルタイムで管理支所にて確認。


isawadam_02.png

 使用予定UAV(米国製)

 約22cm×約27cm775g 4Kカメラ搭載



実験公開に参加いただいた方には、監査廊内UAV飛行状況と、管理支所内での遠隔操作状況・動画取得状況のどちらもご覧いただけます。

 

※公開内容については変更となる可能性がありますのでご了承ください。

 

・本件の実施に関するお問い合わせ先・

  • 国土交通省 東北地方整備局 北上川ダム統合管理事務所 

  〒020-0123 岩手県盛岡市下厨川字四十四田1

  副所長(管理) 片野正章(かたのまさあき) 

  TEL:019-643-7831

 

  • 胆沢ダム管理支所

  〒023-0403 岩手県奥州市胆沢若柳字横岳前山6

  支所長 小原昭彦(おばらあきひこ)

  TEL:0197-49-2981