八千代エンジニヤリング株式会社（本店：東京都台東区、代表取締役社長執行役員：高橋努）が実施するグリーン電力証書事業において、佐賀市清掃工場におけるバイオマス発電の2023年4月発電実績分より味の素株式会社九州事業所（佐賀県佐賀市諸富町）に販売取引を開始することをお知らせいたします。

本事業は、再生可能エネルギーにより発電されたグリーン電力に含まれる環境価値を、証書発行事業者（弊社）が第三者認証機関（一般財団法人日本品質保証機構）の認証を得て「グリーン電力証書」として発行し、取引を行います。グリーン電力証書を購入した事業者は、自社が事業活動を通じて消費した電力のうち、グリーン電力証書購入相当分をCO₂排出量に置き換えることができ、企業のカーボンニュートラルの促進に貢献する取り組みです。弊社は環境価値取引を通して、自治体・企業の脱炭素化の取組を引き続き支援していきます。

■本取組の特徴

1. 環境価値の地産地消

本事業で取り扱うグリーン電力証書は、佐賀市清掃工場のバイオマス発電由来の電力に含まれる環境価値を証書化したものです。佐賀市内で生み出された環境価値を、市内事業者（味の素株式会社九州事業所）が活用する取り組みです。

1. 官民連携による地域の脱炭素化の推進

佐賀市が生み出した環境価値を、味の素株式会社九州事業所が調達する官民連携事業です。味の素株式会社はグリーン電力証書の調達により、九州事業所の脱炭素化を推進します。

1. 地域内経済循環

佐賀市はグリーン電力証書の取引により得られた収益を、市内における更なる再エネ普及事業などに活用することができます。

1. 廃棄物資源の有効活用

佐賀市清掃工場におけるバイオマス発電の燃料は市内の廃棄物です。廃棄物に経済的価値を見出し、有効活用する取り組みです。

■参考リリース

佐賀市において八千代エンジニヤリングが九州最大規模のグリーン電力証書発行事業を開始！

味の素株式会社　プレスリリース