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NEWS

2023年08月04日

「RIAD」を用いた海洋プラスチックごみ対策が静岡県の事業化促進に採択されました
―継続的なプラごみ監視で、海洋に流出するプラごみ実態把握に貢献していきます―

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)および株式会社クレアリンクテクノロジー(京都府相楽郡、代表取締役:水原隆道)によるコンソーシアム「散乱ごみや不法投棄がないまちづくりコンソーシアム」が取り組む海洋プラスチックごみ対策が、静岡県が実施する「マリンオープンイノベーション事業化促進事業費補助金」の海洋プラスチック対策枠に採択されました。

「マリンオープンイノベーション事業化促進事業費補助金」海洋プラスチック対策枠は、海洋プラスチックごみ対策に資する事業化を促進するため、静岡県が実施する事業です。オープンイノベーションにより、弊社サービスである『ごみ輸送量計測ソフトウェア「RIADRiver Image Analysis for Debris transport)」』や地域特性データの分析を組み合わせ、ごみ削減対策による定量的な効果を把握・見える化をし、海洋プラスチックごみ問題に貢献していくことを目指すものです。



採択内容詳細

名 称      川ごみモニタリング結果を用いた市民連携による海洋プラスチックごみ削減事業

事業者     散乱ごみや不法投棄がないまちづくりコンソーシアム

                        【代表者】八千代エンジニヤリング株式会社

                     【構成員】株式会社クレアリンクテクノロジー

事業内容 

陸域から河川を通じて流出する海洋プラスチックごみを削減するための仕組み作りを目指します。具体的には「川ごみモニタリング」と「地域特性データの分析」を組み合わせ「見える化」をし、対策による効果を定量的に把握することで、市民の行動変容を促す仕組みを構築します。

「川ごみモニタリング」に関しては、既に弊社が静岡県浜松市内で実施しているRIADを活用した河川カメラ等を用いたモニタリング技術(河川水表面を鉛直下向きに撮影)だけでなく、既往の監視カメラの活用を想定した、斜め方向からの撮影データでのモニタリング手法を開発することで、設置地点の制約(欄干への設置)の緩和が可能になり、モニタリング事業のさらなる拡大を目指します。

※浜松市での取り組み https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2022/08/post_666.html