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2023年10月16日

弊社はインドネシア国立研究革新庁(BRIN)および 株式会社Atomisとの3者MOUを締結しました
―スマートガスネットワーク構想における体制を構築し、事業確立に向けて推進します―

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、インドネシア国立研究革新庁(通称:BRIN、長官:ラクサナ・トリ・ハンドコ、以下「BRIN」)および株式会社Atomis(本社:兵庫県神戸市、代表取締役CEO:浅利 大介、以下「Atomis社」)との3者において、2023年10月13日(金)にジャカルタのBRIN本省においてMOUを締結いたしました。
本MOUは、BRINのラクサナ・トリ・ハンドコ長官、駐インドネシア共和国特命全権大使・金杉憲治氏の立ち会いのもと、BRINのナノテクノロジー・マテリアル分野の研究部門長 ラトノ・ヌルヤディ氏、Atomis社CEOの浅利大介氏、弊社代表取締役社長執行役員の高橋努によって調印されました。

 

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3者MOUの様子(左からBRIN長官 ラクサナ・トリ・ハンドコ氏、Atomis社CEO 浅利大介氏、八千代エンジニヤリング社:代表取締役社長執行役員 高橋努、BRINナノテクノロジー・マテリアル分野の研究部門長 ラトノ・ヌルヤディ氏、駐インドネシア大使 金杉憲治氏)

 

 

 本MOU の目的と背景  

本MOUは、インドネシアにおけるPCP/MOFの技術開発を3者で推進する事を目的としています。これにより、弊社およびAtomis社が推進するスマートガスネットワーク構想の実現に向けた取り組みをさらに推進してまいります。

スマートガスネットワーク構想は、Atomis社が開発したPCP/MOFを吸着剤として充填した次世代高圧ガス容器CubiTan®を活用することで、パイプラインによらずにガスが配給され、IoTデバイスを通じてその利用状況が遠隔でモニタリング・管理されるシステムです。「配送の最適・省資源化」や「残容量把握による利用者の利便性向上」などに貢献できます。
さらにインドネシアには大規模プランテーションが各所にあり、残渣によるバイオガスが未活用のままとなっています。このバイオマガスをCubiTan®に充填し流通させることで、エネルギーの地産地消の推進や自然由来の再生可能エネルギーへの転換が見込まれ、脱炭素社会への貢献が期待されます。

 

スマートガスネットワーク構想およびCubiTan®の詳細はこちら