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2024年06月27日

「モデル生成方法及び流入量予測システム」、「モデル生成方法、水位予測システム、流入量予測システム及び 下流河川水位予測システム」の特許を取得しました

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、「モデル生成方法及び流入量予測システム」、「モデル生成方法、水位予測システム、流入量予測システム及び下流河川水位予測システム」の特許を取得しました。



・システムの概要・

モデル生成方法及び流入量予測システム

予測雨量(予測値)を用いたAIによるダム流入量予測モデルの構築およびシステム運用に関する技術です。一般的な予測モデルは過去洪水の現象再現を追求し観測雨量(実測値)でモデル構築しますが、運用時には予測雨量を用いてダム流入量を予測しているため、モデル構築時とシステム運用時でデータ環境に格差があります。そこで、モデル構築時から予測雨量を使用し、深層学習により予測雨量がもつ不確実性を考慮したうえでダム流入量の予測誤差を最小化するアプローチにてモデル構築することで、ダム流入量の予測精度向上を図るシステムを開発しました

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モデル生成方法、水位予測システム、流入量予測システム及び下流河川水位予測システム

深層学習モデルを利用して河川水位予測地点における水位を予測する水位予測システムと、その水位予測結果を利用してさらに下流側にあるダムなどの貯水施設に流れ込む流入量や河川水位を深層学習モデルで予測する技術です。一般的な予測システムは予測対象地点毎に予測モデルが運用されていますが、本技術は上流側から下流側の予測地点に向かって予測結果を系統的に繋げて一体かつ同時に予測するシステムとなっています。これにより、モデルネットワークの煩雑化回避や不確実性を抑制し、より一層の予測精度向上や予測先行時間の延伸が可能になりました。

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・特許番号・

特許第7354213号:モデル生成方法及び流入量予測システム

特許第7473524号:モデル生成方法、水位予測システム、流入量予測システム及び下流河川水位予測システム