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2021年11月30日

AIを用いた車種別交通量解析システム「TRAVIC」 一般交通量調査事業で活用

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:出水重光)は、AIプラットフォーム「TRAVIC」を活用して、全国の国道や都道府県道などを対象にした交通情勢調査(道路交通センサス)における一般交通量調査において撮影された動画データの映像解析を行いました。


TRAVICのプラットフォームは市販のビデオカメラを用いて撮影した交通流の動画を AI で車種判別し、車種別交通量の高精度での計測することができます。従来、調査区間に配置した調査員らの人手によって行われてきたデータ収集作業における業務の大幅な効率化やコストの削減が期待されます。


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今回の調査では、大型車交通量の多い山間部の国道の断面において、お客様(地方自治体の交通量調査を受託したコンサルタント様)でご用意いただいた市販のビデオカメラを現地に設置いただき、撮影された動画をTRAVICで解析しました。夜間を除き、昼間の時間帯においては人手で計測された結果と変わらない高い精度が確認され、お客様にもご満足いただきました。


国土交通省では、全国の道路交通量調査で、調査員ら人手による観測を廃止する方向で検討されています。弊社は、交通量調査に関わる事業者様のご負担を軽減するため、TRAVICの精度と利便性のさらなる向上に向けて、今後も引き続き開発を進めてまいります。


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■TRAVICについてはこちら

https://www.yachiyo-eng.co.jp/government/pickup/TRAVIC/


■過去リリース

「TRAVIC Liteを研究開発中~スマートフォンで交通量調査が可能~」(2021/11/18)

https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2021/11/post_589.html


「路側から撮影した動画よりAIを用いて車種別交通量を計測可能な「TRAVIC」にナンバープレート情報の読取り機能を追加」(2021/3/1リリース)

https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2021/03/post_534.html


「路側から撮影した動画より AIを用いて車種判別・交通量計測可能な 「TRAVIC」を開発」(2020/5/11リリース)

https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2020/05/post_478.html