八千代エンジニヤリング株式会社（本店：東京都台東区、代表取締役社長執行役員：出水重光）は、自然関連財務情報開示タスクフォース（Taskforce on Nature-related Financial Disclosures : TNFD）の取り組みに賛同し、自然関連リスクの情報開示フレームワークの構築に貢献するためTNFDフォーラムに参画いたしました。

弊社は、「サステナビリティ経営」を掲げており、社会価値の創造や課題解決に貢献する事業を展開しています。自然資本の保全･生物多様性の推進も重要課題のひとつとして捉えており、TNFDフォーラムへの参画を通じて、社会インフラ整備のコンサルティングで培った自然資本や環境への知見を活かし、自然関連リスクの財務情報開示のフレームワーク構築に貢献してまいります。

■TNFDとは

TNFDは、組織が自然関連リスクを報告し行動を起こすためのリスク管理と開示のフレームワークの提供を通じて、世界の資金の流れをネイチャーポジティブにシフトさせることを目指しています。

これまでの歩みとしては、2019年世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）で着想し、2021年6月に正式に立ち上がりました。フレームワークの開発にあたっては、利用可能な最高レベルの科学的知識と確立された市場慣行を組み込み集約する方針をとっており、2021年1月には主要な国際機関の学際的なグループ※との協力を発表しています。TNFDフレームワークのスケジュールは、2022年9月にベータ版v0.1が公表され、今後数ヶ月毎にブラッシュアップが行われた後に、2023年9月に最終提言が公表される予定です。

※TNFDナレッジパートナー：AFD、CDP、CISL、GRI、IUCN、NGFS、SASB、SBTN、UNEP-WCMC、UNSD、WBCSD、WWF（2022.1時点）

■TNFDフォーラムとは

TNFDフォーラムは、TNFDのビジョンと使命を共有する組織的支援者の国際的かつ学際的なコンサルティングネットワークです。その目的は、フレームワークの開発に利用可能な技術的専門知識や実際の市場経験の提供を通じてタスクフォースの作業を支援することです。