Menu

NEWS

2026年07月31日

山口きらら博記念公園の新たな賑わい拠点「親水広場」を設計
~多様な水遊びと憩いを提供するインクルーシブな水辺空間が7月27日にオープン~

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)が実施設計を担当した、山口きらら博記念公園(山口県山口市阿知須)内の新施設「親水広場」が、2026年7月27日(月)にオープンいたしました。
オープン当日は、山口県知事や山口市長をはじめとする関係者らが参加し、オープニングセレモニーが執り行われました。
今回オープンした「親水広場」は、大型複合遊具広場「きららんど」の東駐車場隣接地に整備された約2,800㎡の施設です。未就学児から小学生、同行する保護者まで、あらゆる世代が安全・快適に水と触れ合える憩いの拠点として設計いたしました。



親水広場の全景写真
噴水施設で遊ぶ子どもたちの様子

(左)親水広場の全景写真 (右)噴水施設で遊ぶ子どもたちの様子

なお、弊社はこれまでにも「山口きらら博記念公園みらいビジョン」のベースとなる基本構想策定をはじめ、基本設計や民間活力導入の検討、フラワーガーデンの実施設計などを手掛けており、同公園の交流拠点化に向けた継続的な支援を行っています。
弊社は、これまで培ってきた都市公園計画、ランドスケープデザインに関するノウハウを集結し、地域の賑わい創出と安全・安心なインフラ整備に貢献しています。今後も高度な技術力と技術提案力を活かし、地域社会の課題解決と魅力的なまちづくりを支援してまいります。

▶過去の支援内容の詳細はこちら



・「親水広場」の整備背景・

山口きらら博記念公園では、「山口きらら博記念公園みらいビジョン」に基づいて計画された整備計画「きらら Re-BORN プロジェクト」が段階的に進められています。県民意識調査やワークショップにおいて「水遊びができる場がほしい」との強いニーズがあったことを受け、2024年にオープンした大型複合遊具広場「きららんど」や芝生エリア「太陽の丘」と一体的に利用できる親水空間として親水広場が計画されました。



・弊社の支援内容・

● 多様な水遊びを提供する「噴水施設」と「じゃぶじゃぶ池」
約380㎡の円形「噴水施設」では、ミストや樹氷噴水を備え、個別ポンプ制御により水高や動きがランダムに変化する動的な水演出を実現しました。また、約180㎡のひょうたん型の「じゃぶじゃぶ池」は未就学児も安全に遊べるよう水深を最大約5cm(足首程度)に設定し、くぐり抜けられるアーチ噴水4本を配置することで、幅広い年代が楽しめる水遊び空間としています。


● 快適な見守り環境とユニバーサルデザインの追求

水遊びをする子どもたちを快適に見守れるよう、日陰をつくる直径 3m の円形膜屋根シェルターと、環境に優しい再生木材の丸型縁台を一体整備しました。併せて、子どもが座りやすい座面高 40cm に設定した再生木材天端ベンチを水景施設周りに配置し、保護者にも心地よい見守り空間を創出しています。

円形膜屋根シェルターの様子

円形膜屋根シェルターの様子

● 熱中症対策・安全面に配慮した舗装材の選定

広場外周部には、黒色アスファルト比で路面温度が約7℃低くなる透水性コンクリート舗装を採用し、夏場の熱中症対策と足元の安全性を確保しました。水景エリア内には素足でも滑りにくい自然石玉石の樹脂洗い出し舗装を施し、2色の石種で各ゾーンを爽やかに演出しています。


● 水質衛生管理と完全自動化システム

使用水には上水を採用し、急速ろ過機と自動塩素注入装置により循環処理を行うことで、清潔な水質を常時維持します。毎日の稼働終了後にはタイマー制御で地下ピットへ全自動回収する夜間完全水抜き仕様とし、鳥害や雑菌・藻の発生を抑制します。さらに、強風・大雨時の自動停止機能や、管理事務所からの遠隔操作・一元監視システムを構築しました。